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「大正の大阪」を体験?無料で入れる道頓堀の穴場スポット「浮世小路」をご紹介!

※この記事は2020年4月30日に掲載されたものです。
最新の情報は、公式ホームページ等でご確認ください。



ド派手な看板と美味しい大阪のグルメが魅力的な大阪・ミナミの繁華街「道頓堀」

戎橋から東に伸びる観光客で賑わっている大通りの外れの人目につかない場所にあり、大阪人だけが知っている穴場スポット、大正の大阪の町並みを再現された裏路地「浮世小路」をご存知ですか?

浮世小路は道頓堀商店会が大正・昭和の大阪の町並みを再現した観光路地で、「水掛不動さん」の呼び名で地元の人に親しまれている法善寺の境内まで道は続いています。

この記事では、そんな「浮世小路」のアクセス方法や見どころを大阪の歴史と一緒にご紹介します。

浮世小路のアクセス方法は?

グリコの看板で有名な戎橋から、かに道楽道頓堀本店・くいだおれ人形などのグルメが楽しめる道頓堀商店街に向かって東に進みます。

道頓堀商店街を真っすぐ進むと今の華やかな道頓堀とは少しイメージが違う風流な老舗うどん屋さん「今井」が右手に見えます。

古風な情緒あふれるうどん屋さん「今井」とカラオケ店の間にある「浮世小路」の入り口には、赤い提灯と筆で書かれた木製の看板が掲げられています。

浮世小路とは?

浮世小路は、今は繁華街になっている道頓堀の繁華街通りが、大正・昭和時代に「笑いの中心地」として賑わっていた当時の大阪の様子を再現している、体験型の博物館です。

当時の大阪の町並みが再現されており、掲示板にはレトロな「従業員パートさん募集」のビラが張り出さているのがユニークですね!(実際には募集していないです)

他にも、大正末から昭和初期の浮世小路付近の地図や、当時の様子がよく分かる写真・紙でできたオブジェなどが展示されており大阪の歴史を展示物から知ることができます。

展示されているオブジェでは、昭和8年に開通した日本初の地下鉄の開通や、明治時代の心斎橋についてなど大阪の発展についての歴史を知ることができます。

展示されているオブジェの説明文の幾つかをご紹介します。

地下鉄の開通(日本語表記の展示のみのため翻訳)

昭和8年5月、梅田〜心斎橋間にわが国初の市営地下鉄が開通。事故や作業員のストライキなど、数々の苦労を乗り越えて開通した地下鉄は、当時の最新技術を駆使し、梅田〜心斎橋間を5分30秒で走った。

ツートンカラーに塗り分けられた車両、駅ごとに変えられた壁面の色や天井の形状など色彩や空間の新しい試みは、京都大学建築学部初代教授 武田五一によるものである。

引用:浮世小路の展示オブジェ説明文より

明治時代の心斎橋(日本語表記の展示のみのため翻訳)

それまで木造だった心斎橋が鉄橋に架け替えられたのは明治6年のこと。ドイツ製で、橋脚が1本もない橋は当時大いに珍しがられた。明治42年に石橋に架け替えられるまで、この橋は「大阪名所」のひとつに数えられた。

引用:浮世小路の展示オブジェ説明文より

浮世小路に行ったら見るべきポイント!

穴場スポットで、特にチェックしておきたいポイントをご紹介します。

一寸法師大明寺のおみくじ

ここ、大阪ミナミは日本で有名なおとぎ話「一寸法師」の主人公の生まれた場所としても有名です。そんな一寸法師にゆかりのある日本一小さな神社で、よく当たると好評の「おみくじ」を引いてみてはいかがですか?

赤い鳥居の右側にある箱に100円を入れて、おみくじを取り出します。大阪観光のお土産に是非一度おみくじを引いてみてください。

昭和の道頓堀通りを再現したオブジェ

日本で初めての広告「タコ吊」は、道頓堀筋にある芝居小屋の屋根に縄紐を張り、そこにお店の名前や役者の名前などを載せた広告がありました。

引用:道頓堀商店街オフィシャルサイト

当時の大阪のにぎやかな様子を知ることができる展示になっています!

まとめ

大阪ミナミの繁華街から、少し足を伸ばせば楽しめる穴場スポット「浮世小路」。ここでは、大阪の伝統的な「笑い」の文化の幕開けを知ることができます。

歴史ある大阪の町並みを再現したオブジェをゆっくりと眺めながら、旅の疲れを癒やしてみてはいかがでしょうか?

Writing By

つばさ@高校生Webライター Webライター
生まれも育ちも泉州の高校2年生。一眼レフカメラで大和葛城山からの夜景を撮影するのが好きです。趣味のサイクリングで、どこでも取材!ディープな大阪を発信します\(^o^)/

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