※この記事は、2020年4月15日に掲載されたものです。
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こんにちは。
「Doyeah！」のライターをしているMIKAです。

今日は日本に来て初めて日本の地を踏む場所、空港について紹介します。
空港というのは、その国の、その土地への玄関口です。
そこから旅先での思い出や体験が始まり、１つの旅が終わる場所でもあります。

この大阪の始まりと終わりでもある空港の特徴について書いていきたいと思います。

関西にある空港

関西には、関西国際空港（通称：関空）、大阪国際空港（通称：伊丹空港、大阪空港）、神戸空港の主によく使われる３つの空港があります。
これらは関西三空港と呼ばれ、京阪神を行き来する多くの航空利用者によって利用されています。
関西に暮らしている人たちには、通称名の方が分かりやすかったり、よく使われたりしています。
この関西三空港は、関西エアポート株式会社という会社によって一括運営がされています。

他に1日に1～２便の国内線が出航する兵庫県にあるコウノトリ但馬空港と和歌山県にある南紀白浜空港もあります。

現在、関西国際空港は国際線と国内線両方の飛行機の乗り入れがあります。
大阪国際空港、神戸空港は国内線のみです。
外国から航路を経由して大阪に来るときは、国際線のある関西国際空港を利用して直接大阪に来るか、外国から他の空港に降りた後に国内線で大阪に来るということになります。

大阪国際空港は関西でも古くから開港している歴史のある空港で、かつては国際空港として国際線が主要でしたが、今では日本国内の国内線の基幹空港として多くの人に利用されています。

現在、関西では関西国際空港のみが国際線の空港となっています。
関西国際空港は大阪国際空港から国際線を受け継ぐ形となりました。
関西国際空港は1994年9月4日に開港しました。
大阪国際空港の最後の国際線の飛行機が飛びたった日は、関西国際空港が開港される前日で、その飛行機の復路は関西国際空港でした。

どの空港が近い？

大阪にあるのは関西国際空港だけです。
大阪国際空港は伊丹空港とも呼ばれているように、空港がある場所は兵庫県の伊丹市から大阪府の池田市、豊中市にまたがる形になっています。
神戸空港はその名のとおり兵庫県神戸市にあります。

位置関係から見ると、関西国際空港は南側に位置し、大阪国際空港や神戸空港は北側にあります。

国内線で大阪に来る場合、北側にある梅田、北新地などの地域には大阪国際空港や神戸空港からが近いです。
南側にある難波、心斎橋などの地域には関西国際空港からが近くなります。
また、昨年大阪で初めての世界遺産に登録された百舌鳥・古市古墳群のある大阪府堺市に行くのには、堺市は大阪の南の方に位置するので関西国際空港からの方が近いことになります。

日本に来るには、国際線のある関西国際空港での利用しかできませんが、例えば他の都市から大阪に来る場合や、大阪を訪れてから他の地域に行く場合は国内線も利用することもあると思われます。
その際に、滞在する予定の、または現在滞在しているホテルや民泊などが大阪の北か南か、どの空港が近いかなどだいたいのイメージをつかんでおくと利用もしやすいのではないかと思います。

関西国際空港を詳しく知ろう

関西三空港の中でも国際線のある関西国際空港は、関西で最も大きく利用客も多い空港です。

陸地と接していない海の上に浮かぶ関空島と呼ばれる人工島にあり、海上空港です。
大阪府泉佐野市にあるりんくうタウンとは関西国際空港連絡橋という橋でつながっています。
24時間空港で羽田空港、中部空港など日本に６つほどある24時間運営の空港の１つです。

第1ターミナルビルと第2ターミナルビルに分かれており、乗り入れる飛行機を所有する航空会社にも違いがあります。
第2ターミナルビルは主に格安航空会社(LCC)専用の旅客空港ターミナルビルです。

関西国際空港は2018年に台風21号の被害を受けましたが、2025年に開催される大阪・関西万博に向けて大規模な改修工事が行われる予定です。
これは近年、訪日外国人が爆発的に増加し、それに伴い関西国際空港の国際線の空港能力をその実情に合わせるためでもあります。

大阪・関西万博に向けて現在を上回る外国人の方の訪日が予想されます。
改修工事によって、より充実されサービスの行き届いた関西国際空港が利用され、大阪の魅力を外国人の方に届けることができるといいなと思います。