- お土産
お土産にぜひ!大阪人のコミュニケーションツール「飴ちゃん」
※この記事は2020年8月31日に掲載されたものです。
最新の情報は、公式ホームページ等でご確認ください。
大阪をはじめ、関西では食べ物に「ちゃん」や「さん」などの愛称をつけることがあります。
それはなぜだかご存知ですか?その理由は商売人の大阪人らしい人懐っこさに理由があるのです。
そして、大阪に遊びに来た外国人観光客におすすめの飴専門店をご紹介します。値段もリーズナブルで、日本らしく繊細な飴はお土産にも喜ばれると思いますよ。
大阪で食べ物に「さん」を付ける理由。
大阪をはじめ関西では、飴ちゃんやお芋さん、おいなりさん、おかゆさんなど、身近で親しみのある食べ物に「さん」を付けることがあります。
大阪の商売言葉 からきている説。
諸説ありますが、大阪をはじめ関西で食べ物に「さん」を付ける文化は宮中の女房言葉や、大阪の商売言葉からきていると言われています。
そして、市場の人たちや庶民の人たちが宮中ではこんな言葉をつかっっているらしいと真似をしたのがはじまりという説もあります。
大阪の商人は愛着のあるものに品よく言いたい気持ちの表れだったのではないでしょうか。
飴を作る会社の本社が大阪に多くあるからという説。
また大阪は早くから飴作りが盛んだったと言われており、大阪に本社を置く飴やお菓子会社が多く存在しています。
UHA味覚糖 や ノーベル製菓やパインアメのパインなどがそうです。自社の製品に馴染みを持たせるという意味でも飴ちゃんと呼ぶ人が多かったのですね。
飴はコミュニケーションツール!お土産にピッタリ。
飴はとてもリーズナブルで持ち運びに便利です。小分け包装になっているので人にもあげやすいですよね。
大阪人、商売人が飴を使って、人とコミュニケーションをとったり、名刺代わりに渡すのにもぴったりです。
チラシと一緒に飴を配っていたり、ご飯を食べに行くと飴をくれたりしますよね。習い事でも、授業の最後に「よく頑張ったね。飴ちゃんどうぞ」なんていうこともあります。
他者とのつながりを大切にしている大阪人ならではのコミュニケーションツールです。
お土産におすすめしたい!飴専門店をご紹介。
そんな大阪に観光に来たのならお土産は飴ちゃんをお勧めします。
リーズナブルでたくさんの人に渡しやすいので飴をくばりながら「大阪いいところだったよー。」と話をすればみんな興味を持ってくれること間違いなしです。
では、おすすめの飴専門店をご紹介します。
ヒトツブカンロ
おなじみの「カンロ飴」はもちろん、大阪限定パッケージがかわいい「フルーティアロマのど飴」や、次世代食感「グミッツェル」、贈り物にぴったりの「縁起缶キャンディ」、ピュレグミにベルギー産チョコをかけた「ピュレショコラティエ」などシリーズも多彩。
縁起缶キャンディ など、日本らしさあふれるかわいい包装でプレゼントにもぴったり!
長崎堂の クリスタルボンボン
昭和26年より心斎橋に本店を構えて60余年の長﨑堂本店で購入可能なクリスタルボンボン。
飴と同じ砂糖菓子ですが、高級感のあってここでしか食べられないお菓子です。
アニゼット、マラスキーノ、コアントローの3つの味と香り。
かむと弾けてリキュールが溶け出し、口の中に豊かな香りとほのかな甘みが広がります。
クリスタルボンボンは長崎堂心斎橋本店と長崎堂住吉店でしか購入することはできません。
PAPABUBLE(パパブブレ)
2003年、バルセロナ発祥のアートキャンディショップです。
世界一おもしろいお菓子屋さんとして、世界30都市で展開中。季節に合わせたキャンディを作っていて、いつ行っても新しいものに出会える飴ちゃん屋さんです。
世界一おもしろいお菓子屋さん パパブブレの最大の魅力は、目の前で仕上げられていく飴細工のパフォーマンスを目の前で見られることです。
運が良ければ出来立ての飴を試食できることがあるそうですよ。
日本の専門店ではありませんが、日本オリジナルの商品もあるのでお土産にぴったりです。
リーズナブルで見た目も可愛い飴ちゃんでコミュニケーションを!
いかがでしたか?
大阪人が「飴ちゃん」と呼んでいる大阪人らしい理由と何をお土産に買おうかな?なんて悩んでいるあなたにおすすめしたい飴専門店のご紹介でした。
ぜひ、このお土産を通してあなたの観光話が盛り上がりますように。