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有料駐車場を使う時に気を付けることは?【使い方を分かりやすく解説】
レンタカーを借りると、誰しも最初は有料駐車場の使い方に迷いのではないでしょうか?実は地元に住んでいる人でもルールがわかりにくい駐車場もあります:D
日本でレンタカーを借りて観光地に出かけようと思うと、路上駐車ではなく専用の「駐車場」に車を停める必要があります。
日本の駐車場には、毎月決まった額を支払って契約する駐車場と、1時間〇〇円といったように看板に書かれている金額を支払って一時的に駐車できる駐車場の2種類があります。
ただし、駐車場の使い方には決まり事が多く複雑で、場所によって細かいルールも違うことがあるため、難しいかもしれません。今回は、そんな有料駐車場の使い方についてご紹介します。
駐車場には2つの種類がある!
観光客の方が使用する駐車場には、大きく分けて以下の2つの種類があります。
- ロック式駐車場
- ゲート式駐車場
それぞれの料金システムや使い方、注意点についてご紹介します。
ロック式駐車場
ロック式駐車場とは、写真のように車を駐車するスペースに「フラップ」と呼ばれる板が設置されており、入庫するとフラップが自動で昇降することで車をロックする仕組みになっています。
それぞれの駐車スペースで車をロックできるので、駐車場の敷地に入るときにゲートなどを通り抜ける必要はありません。
ロック式駐車場は次の3つのステップで使用します。
- 空いているスペースに車を止める
- 看板の料金表を確認する
- 精算機で支払いをしてから出庫する
一般的に、ロック式駐車場では車を出す直前に「精算機」で案内されるとおりに料金を支払います。料金は、下の写真のように駐車場の目立つ場所にあるので、必要な料金をあらかじめ確認しておきましょう。
ロック式駐車場を利用するときには、特に以下の2つの点に気をつけましょう
- 駐車してすぐはロックが作動しない
- ロック板が下がっているか確認する
それぞれご説明します。
①駐車してすぐはロックが作動しない
駐車してすぐはロック板が作動しないので、車の位置を調整するためにフラップを乗り越えて切り返しをしても問題ありません。
もし車が線からはみ出てしまったりバックでの駐車が苦手でも、車を移動して駐車しなおすことができるので安全のためにも、ゆっくり落ち着いて駐車しましょう。
③ロック板が下がっているか確認してから出庫する
通常、駐車場を利用したあとに精算機で支払いを済ませると、ロック板が下がり出庫することができます。
ただ機械の不具合などが原因で、極まれに精算機で支払いをしてもロック板が戻らないことがあります。
トラップが上がったまま出庫すると車を傷つける原因になるので、ロック板が下がっているか確認してから車に乗りましょう。
ゲート式駐車場
ゲート式駐車場は、駐車場の入り口にあるゲートで先に駐車券を受けとって駐車場に入り、出口専用ゲートから退出するときに必要な料金を支払う仕組みになっています。
日本では主に、大型スーパーやレジャー施設、アミューズメント施設などの駐車場で多く採用されている方式です。
ゲート式駐車場の利用方法をご紹介します。
- 入口で駐車券を受け取る
- 空いているスペースに車を停める
- 車を精算機のある出口まで移動させる
- ゲートバーをくぐり車を出す
入場時に発券される「駐車券」には、入場した日付や時間退出するときに必要な情報が書いてあります。帰りのゲートで必要なので、なくさないように車のダッシュボードなどで保管しておくとよいでしょう。
駐車券をなくしてしまうと、通常支払う金額以上のお金を精算しなければいけないので、無くさないように注意しましょう。
ゲート式駐車場を利用する際には、支払い方法にも気をつけましょう。
「 ロック式駐車場 」は先に精算機でお金を支払ってから乗車して出庫するのに対し、「ゲート式駐車場」は車に乗ったあと出口ゲートに行き、代金を支払います。
駐車場の使い方・注意点まとめ
この記事では、日本でよく見られる「ロック式駐車場」「ゲート式駐車場」という2種類の駐車場の使い方と、注意点についてご紹介しました。
ロック式駐車場を使うときに気を付けること
- 駐車してすぐはロックが作動しない
- ロック板をしっかり乗り越える
- ロック板が下がっているか確認する
ゲート式駐車場を使うときに気を付けること
- 駐車券をなくさない
- 乗車した状態で支払いをする
それぞれの駐車場の特徴やルールをよく守って、楽しい運転にしましょう!